「仕訳処理・会計処理」カテゴリの記事:197件

経理担当者にとって重要な業務の一つである仕訳処理・会計処理などをマスターしたい方におすすめの基本的な情報をお届けしています。決算書の作成方法や法人用クレジットカード(コーポレートカード)のポイント還元での会計処理方法、支店がある企業の会計処理から減価償却の方法や鑑定科目の見極め方など、それぞれのパターンに合わせてご紹介しています。

記事一覧

貸倒引当金の繰入・戻入方法とは?仕訳方法を解説

貸倒引当金の繰入・戻入方法とは?仕訳方法を解説

経理の業界以外ではあまり聞くことがない「引当金」という項目。いったいどのような性格の項目なのでしょうか。基本的な部分を確認するとともに、その代表例である貸倒引当金について確認をしていきます。 企業会計の大原則 貸倒引当金が何かを解説する前に、最初に確認しておくべきことは、企業会計が何を目的として行わ […]
ソフトウェアの会計処理、税務上注意が必要なこと

ソフトウェアの会計処理、税務上注意が必要なこと

会計や税務でソフトウェアになるもの ソフトウェア(コンピュータ・ソフトウェア)とは、次のようなもののことをいいます。 コンピュータに一定の仕事を行わせるためのプログラム システム仕様書、フローチャート等の関連文書 参照:日本公認会計士協会 会計制度委員会報告第12号「研究開発費及びソフトウェアの会計 […]
発生主義・現金主義・実現主義 理解のポイントは計上タイミング

発生主義・現金主義・実現主義 理解のポイントは計上タイミング

損益計算の基本 会計の目的は、正しい期間損益を計算することにあります。期間損益は特定の会計期間における利益のことで、収益から費用を差し引いた額です。そうすると、この収益と費用をそれぞれいつのタイミングで計上するかが、期間損益を左右する重要なポイントとなります。「発生主義」「現金主義」「実現主義」は、 […]
固定資産除去損で節税?有形固定資産を処分した時の対処法とは

固定資産除去損で節税?有形固定資産を処分した時の対処法とは

固定資産除却損とは 固定資産除却損とは有形固定資産の使用を辞めた際、その資産を帳簿から除却するための勘定科目です。固定資産の残存簿価(間接法の場合は減価償却累計額との差額)を費用処理するために使用します。通常、固定資産除却損によって計上された損失は臨時的な損失と考えられることから、損益計算書上の特別 […]
役員退職金は損金算入できる! ポイントは計算方法にあり

役員退職金は損金算入できる! ポイントは計算方法にあり

創業者や取締役などの役員が退職するときには、役員退職金が支給されることが多いでしょう。 従業員の退職金と違い、役員退職金については曖昧な知識しかなく不安に感じている人もいるかもしれません。そこで今回は、役員退職金を理解するために、役員退職金の金額の決め方や支給するときの手順、節税効果や損金算入すると […]
支払証明書と出金伝票の活用方法 領収書がなくても経費にできる!?

支払証明書と出金伝票の活用方法 領収書がなくても経費にできる!?

会社の経費は、領収書を基に損金計上を行うことが一般的ですが、領収書がなければ経費(損金)にできないという決まりはありません。また、税法では「取引等に関して作成または受領した書類」を帳簿とともに保管することが義務とされていますが、この「書類」を領収書に限定するという規程もないのです。 そもそも領収書と […]
経理必見!企業会計・財務会計・管理会計・税務会計 その違いとは

経理必見!企業会計・財務会計・管理会計・税務会計 その違いとは

ここ10年ほどで、会計に関する情報の流通がずいぶんと増えてきました。繰り返されるM&Aや粉飾の不祥事など、話題も尽きません。一口に会計と言っても、いくつかの種類があります。今回は会計の種類について確認をしていきましょう。 企業会計・財務会計・管理会計・税務会計の定義 企業会計 主に営利企業に […]
ポイント還元の会計処理 コーポレートカード利用時の注意点

ポイント還元の会計処理 コーポレートカード利用時の注意点

消費増税に伴い、キャッシュレス決済のポイント還元がよく聞かれるようになっています。個人のクレジットカードや電子マネー払いだけではなく、コーポレートカードもポイント還元の対象です。しかし実際にポイントが付与された場合、コーポレートカードのポイントを利用したときの会計処理はどのようになるか、実務で迷う方 […]
ソフトウェアの減価償却は目的で変わる?耐用年数や仕訳を知ろう

ソフトウェアの減価償却は目的で変わる?耐用年数や仕訳を知ろう

会計上のソフトウェアの区分 ソフトウェアといっても、会社の業務の効率化に使用されるものや、それ自体を製品として販売する会社など、扱いはさまざまです。この使用目的の違いによって、ソフトウェアは、「無形固定資産」に分類されるものとそうでないもの、さらに「無形固定資産」の中でもその耐用年数に違いが設けられ […]
決算書作成に役立つ!残高試算表の作成方法とその他試算表との違い

決算書作成に役立つ!残高試算表の作成方法とその他試算表との違い

試算表とは 会社は、外部に正しい決算書を示さなければなりません。正しい決算書を作成するには、正しく作成された会計帳簿が必要になります。会計帳簿の作成や保管は青色申告の要件でもありますから、会計帳簿を正しく作成することは会社にとって非常に重要なことです。 試算表とは、会計帳簿が正しく記載できているかを […]
建設仮勘定は減価償却できない? 仕訳や税務上の注意点とは

建設仮勘定は減価償却できない? 仕訳や税務上の注意点とは

建設仮勘定とは 建設仮勘定は固定資産の勘定科目の1つで、貸借対照表では有形固定資産の項目に表示されます。たとえば建設中の建物や構築物、製作中の機械など「未完成の固定資産」を計上するときに使用されるものです。  なぜ建設仮勘定が必要なの? そもそも、なぜ未完成のものを会計帳簿に計上したり、財務諸表に表 […]
収益認識に関する会計基準が2021年に強制適用!実務への影響は

収益認識に関する会計基準が2021年に強制適用!実務への影響は

これまで収益の認識ついては、企業会計原則によって「売上高は、実現主義の原則に従い、商品等の販売又は役務の給付によって実現したものに限る」とし、具体的な基準は開発されていませんでした。これについて、2018年3月30日に導入されたものが「収益認識に関する会計基準」です。今回は、「収益認識に関する会計基 […]
債務免除で税負担が発生する?収益の変化と貸倒損失の計上方法

債務免除で税負担が発生する?収益の変化と貸倒損失の計上方法

事業活動をしていると、さまざまな債権債務が発生します。その中には「すでに回収の見込みがない債権」もあれば「どう考えても弁済することができそうにもない債務」も存在します。そういった債権債務の整理方法として「債務免除」という方法があります。今回は「相手から債務免除を受けるとき」「相手に対して債務免除(債 […]
小口現金出納帳と現金出納帳の違いとは?記載方法やテンプレートを紹介

小口現金出納帳と現金出納帳の違いとは?記載方法やテンプレートを紹介

日常的に使われている現金出納帳ですが、小口現金出納帳についても、詳しく理解できていますでしょうか。 今回は、ふたつの帳簿の違いや現金出納帳の書き方、記載するときの注意点などについて紹介します。基本的な帳簿であり、決算書類にも利用される重要な帳簿ですのでしっかりと理解しておきましょう。また、小口現金の […]
未払金と未払費用 似て非なる2つの負債

未払金と未払費用 似て非なる2つの負債

負債には「未払金」と「未払費用」というものがあります。どちらも似たような名前で、同じような性質を持っていますが、企業会計の基準では明確に区別されています。これらについて、その差異にも注目しながら見ていきましょう。 どちらの項目も“未払い”であることは変わらない まず、共通する部分から確認をします。 […]
福利厚生費と法定福利費、何が違う?福利厚生費に計上できる支出とは

福利厚生費と法定福利費、何が違う?福利厚生費に計上できる支出とは

福利厚生費とは 福利厚生費とは、従業員が働きやすい環境をつくるため、会社が支給する物品や癒しの機会といった福利厚生に関する支出に使用する勘定科目です。従業員の勤労意欲の向上、あるいは優秀な人材・長期の労働力の確保といった効果が期待でき、企業を長期的に成長させていくには欠かせない経費となります。 また […]
支店がある企業必見! 本支店会計から学ぶ仕訳方法の肝

支店がある企業必見! 本支店会計から学ぶ仕訳方法の肝

本支店会計とは 本支店会計とは、支店を開設する企業で使用する会計の方法です。これには、本店集中会計制度と支店独立会計制度の2つがあります。 本店集中会計制度と支店独立会計制度とは 本店集中会計制度は、本店が、本支店すべての経理を行う集中運用の会計方法です。支店はすべての会計処理を本店に報告し、本店が […]
繰越欠損金の税効果会計とは 上限額や仕訳方法を紹介します

繰越欠損金の税効果会計とは 上限額や仕訳方法を紹介します

繰越欠損金とは 「欠損金」とは、税務上の赤字です。会社の益金から損金を差し引いた所得が、マイナスになったときの金額です。そして、欠損金が生じた事業年度に青色申告書である確定申告書を提出している場合、その欠損金は翌事業年度以降に繰り越すことが可能。これが「繰越欠損金」です。 繰越欠損金は、後に黒字とな […]
退職給付引当金の「簡便法」とは 正しい仕訳と計算方法

退職給付引当金の「簡便法」とは 正しい仕訳と計算方法

退職給付引当金とは 従業員への退職金は給料や賞与と同様に、期間の経過に応じて費用が発生していると考えることができます。このことから、将来支払うことになる退職金の額やその準備のための積立金を見積もり、事業年度ごとに引当金として計上したものが「退職給付引当金」です。つまり退職給付引当金とは、退職金の適正 […]
【税理士監修】具体例で学ぶ前払費用の基本 費用なのに「資産」になる理由とは

【税理士監修】具体例で学ぶ前払費用の基本 費用なのに「資産」になる理由とは

資産科目に「前払費用」というものがあります。どんなものが該当するのか、なぜ「費用」なのに「資産」なのか、その全体像について確認していきましょう。 前渡金との違いを理解する 前払費用と同じ資産科目に「前渡金(前払金)」というものもあります。両者の違いについて正しく理解することが、正しい経理処理をするた […]