「消費税」カテゴリの記事:23件

生活の中で一番身近な「消費税」。経理担当者としても一社会人としても、もっとも関わることが多いといっても過言ではありません。ここでは、消費税の制度に関する情報お届けしています。増税や軽減税率の導入など、経済情勢に合わせて変わりゆく制度に対応するべく、最新のニュースも合わせてご紹介しています。また、仕入税額控除の対象となる取引のほか、課税売り上げ割合や納税額の計算方法も詳しく解説しています。

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消費税還付はいつ受けられる?仕組みや仕訳方法をわかりやすく解説

消費税還付はいつ受けられる?仕組みや仕訳方法をわかりやすく解説

消費税還付とは 消費税の課税事業者は、課税売上や課税仕入によって受け払いする消費税から納付税額を計算し、期限内に消費税の確定申告と納税を行わなければなりません。納付税額は、課税売上から計算した消費税額と、課税仕入にかかる消費税額から計算した仕入控除税額との差額のこと。この額はおおむね、受け取った消費 […]
消費税の超基本!軽減税率導入に合わせて消費税をおさらい!

消費税の超基本!軽減税率導入に合わせて消費税をおさらい!

ついに日本でも導入された軽減税率(多段階税率)。適切に対応するためにも、まずは「消費税の基礎」について知っておく必要があります。誰が負担する税金なのか、どうやって納税額は計算されるのか、その概要について学んでいきましょう。 消費税には国税と地方税が混ざっている 消費税は国税と地方税に分けられます。一 […]
軽減税率開始で経費精算も一波乱?面倒な対応を効率化する方法とは

軽減税率開始で経費精算も一波乱?面倒な対応を効率化する方法とは

令和元年(2019年)10月1日から消費税増税に伴い軽減税率制度が導入されました。これにより経理部門の様々な業務に影響が出ていますが、その中でも毎月発生する「経費精算業務」がさらに面倒くさくなった、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。 今回は、軽減税率制度を改めて確認し、経費精算業務における軽減 […]
調整対象固定資産で必要な対応とは ポイントは消費税計算にあり

調整対象固定資産で必要な対応とは ポイントは消費税計算にあり

消費税額の計算は、基本的には単年度ごとに計算が行われます。しかし、一部の設備投資については、複数年度に渡って納税額に影響を及ぼすものがあります。今回は調整対象固定資産について確認をします。   調整対象固定資産とは まず調整対象固定資産の定義について確認します。 「調整対象固定資産」とは、棚卸資産以 […]
軽減税率でいつから何がどう変わる? 基本を押さえて正しく対策

軽減税率でいつから何がどう変わる? 基本を押さえて正しく対策

1989年の消費税導入以降、日本では単一税率(すべての商品やサービスに同一税率が適用)が採用されてきました。しかし、欧州などでは軽減税率(多段階税率)の採用が一般的です。今回は日本における軽減税率制度について確認をしていきます。 軽減税率とは 軽減税率とは、低所得者対策などを理由に一定分野の商品など […]
消費税の経過措置とは 今から経理担当者ができること

消費税の経過措置とは 今から経理担当者ができること

2019年10月に消費税率が引き上げられました。それにあわせて、消費税については経過措置が設けられています。いわゆる「軽減税率」と混同されがちな本制度について、あらためて確認をしていきましょう。 消費税の経過措置とは 消費税の経過措置とは「税率変更の前後にまたがる取引についての取り扱い」をまとめたも […]
【会計士監修】仕入税額控除の要件と計算方法とは?押さえたいポイントを解説

【会計士監修】仕入税額控除の要件と計算方法とは?押さえたいポイントを解説

仕入税額控除とは 仕入税額控除とは、消費税の課税売上にかかる消費税から課税仕入にかかる消費税を控除することです。消費税の課税事業者は、課税売上と課税仕入から計算した消費税の差額を納税しなければなりません。たとえば課税売上から計算した消費税が100円で、課税仕入から計算した消費税が20円であれば、差額 […]
消費税で簡易課税を採用できるのはどんなとき?メリット・デメリットを解説

消費税で簡易課税を採用できるのはどんなとき?メリット・デメリットを解説

消費税の仕組み お店で物を買うと、消費税がかかります。この消費税を支払うのは、物を買った人(消費者)ですが、実際に税金を納めるのは物を売ったお店です。お店は消費者から受け取った消費税を税務署に納めなければなりませんが、お店も商品を仕入れする際に、仕入れ業者に対して消費税を支払っています。そのため、お […]
簡易課税とは?事業区分や申請方法についてわかりやすく解説

簡易課税とは?事業区分や申請方法についてわかりやすく解説

消費税の簡易課税とは 消費税として税務署に納める金額は、次の計算方法で計算します(原則課税)。 課税売上に関して受け取った消費税額-課税仕入に関して支払った消費税額=納めるべき消費税額 たとえば、売上よりも経費が多い場合や輸出取引を行っている場合などで、課税仕入に関して支払った消費税額が課税売上に関 […]
消費税の中間納付・中間申告 押さえておきたい対象者と申請方法

消費税の中間納付・中間申告 押さえておきたい対象者と申請方法

消費税の中間納付をご存知でしょうか。前年の納税額に応じて1年間の内に複数回に分けて消費税を納税します。今回は消費税の中間納付について目的や中間納付の計算方法や注意点を紹介します。 消費税の中間申告とは 消費税の中間申告とは前期の消費税納付額に従い課税期間の概算納税額を算出し分割しての申告・納税するも […]
消費税の課税事業者必見!消費税と印紙税との関係から節税を考える

消費税の課税事業者必見!消費税と印紙税との関係から節税を考える

領収書や契約書などに貼付されている印紙ですが、企業によっては年間を通して考えると大きな金額になることもあります。また、消費税についても、5%から8%に上がり、さらに2019年10月1日からは10%まで引き上げられました。企業の事業活動においてどちらも負担が大きい印紙税と消費税ですが、節税という点でお […]
消費税額計算における、有価証券の譲渡取引をわかりやすく解説!

消費税額計算における、有価証券の譲渡取引をわかりやすく解説!

本日は有価証券の譲渡が消費税の税額計算においてどのように取り扱われるかについて、解説いたします。その前にまずは消費税の計算方法に簡単に確認しておいたほうが理解しやすいと思いますので、そこから説明したいと思います。有価証券の譲渡取引は、消費税額計算において少し変わった取扱いをします。これを適切に処理す […]
全ての事業者に必須!消費税軽減税率対策

全ての事業者に必須!消費税軽減税率対策

2019年10月1日から、消費税率が10%に引き上げされました。それに伴い一定の品目の消費税については軽減税率である8%が適用されます。本稿では、消費税の軽減税率制度を概説した後、事業者の方がどのような対策をすれば良いかについて説明したいと思います。消費税軽減税率制度への対応は業種に関わらず必要とな […]
消費税の簡易課税と原則課税 正しく理解してお得に節税しよう

消費税の簡易課税と原則課税 正しく理解してお得に節税しよう

消費税の納付額は通常、 課税売上等に係る消費税額(預かり消費税)-課税仕入れ等に係る消費税額(支払消費税) で計算されます(原則課税)。 しかし、2年前の売上金額(これを「基準期間の課税売上高」といいます)が5,000万円以下であれば、原則課税か簡易課税か事業者がお得な方を選べますし、簡易課税を選択 […]
よく分かる!中国増値税の仕組みのかんたん解説

よく分かる!中国増値税の仕組みのかんたん解説

増値税とは 増値税とは、中国税収の4割近くを占める流通税の一種で、日本の消費税に相当する付加価値税です。具体的な税額算出式は (納付すべき増値税額)=当月売上税額 - 当月仕入税額 =(当月売上高×増値税率)-(当月仕入高に係る増値税額) となります。 増値税制度の骨子は、以下の通りです。 ・ 中国 […]
消費税の非課税取引の具体例と間違いやすい取引を解説!

消費税の非課税取引の具体例と間違いやすい取引を解説!

皆様に一番身近な税金と言えば消費税ではないでしょうか。コンビニや書店、レストランなど、どこで買い物をするにも消費税を支払っていると思いませんか?でも、実は消費税のかからない取引もあるのです。それが非課税取引です。本稿ではこの非課税取引についてご説明いたします。 そもそも消費税がかかる条件は? どんな […]
消費税仕訳作業の注意点

消費税仕訳作業の注意点

消費税の免税事業者でない限り消費税を申告納付しなければなりません。消費税申告書を効率的に作成するために重要なことは、取引に基づき会計ソフトへ正確に仕訳を登録することです。どのような取引の場合気をつけなければならないのか、押さえておきたいポイントを紹介します。 課税対象となる取引はどのようなものか? […]
消費税のリバースチャージ-国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税の見直しについて-

消費税のリバースチャージ-国境を越えた役務の提供に係る消費税の課税の見直しについて-

今回は、平成27年10月1日より見直しが行われた「国境を越えた役務の提供に係る消費税」についてお話し致します。 概要 平成27年10月1日以後の国境を越えて行われるデジタルコンテンツの配信等の役務の提供に関して、消費税の課税関係が変更となります。 内容 改正の概要は、下記の通りとなります。 1.内外 […]
前払費用など、まちがいやすい消費税の取扱い

前払費用など、まちがいやすい消費税の取扱い

消費税の課税対象と非課税対象はどんなもの? 物品やサービスを金銭の授受を伴って受けると、課税される税金、それが消費税です。2019年10月1日からは原則的に商品代金につき10%が課税され、商品を受け取る際に同時に販売元へ支払い、年度末に、販売を行った事業者がまとめて国に納入することとされています。た […]