FASS検定とは?経理知識を網羅的に学習できる注目の資格

FASS検定とは?経理知識を網羅的に学習できる注目の資格

日商簿記検定との違い

会計資格で最も有名な資格として、日商簿記検定があります。FASS検定と日商簿記検定は具体的にどのような違いがあるのか見ていきましょう。

2020年度FASS検定日商簿記検定
試験方法全国にある試験センターでコンピューターでの受験各地の商工会議所が指定する会場で筆記試験
試験内容「資産・決算・税務・資金」の4分野から合計100問の出題
スコアに応じてレベルが認定される(先述のとおり)
【3級】
商業簿記から出題。70%以上の得点で合格
【2級】
商業簿記、工業簿記から出題。70%以上の得点で合格
【1級】
商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算から出題。70%以上の得点で合格(但し、1科目ごとの得点が40%以上である必要あり)
試験日程2期制で、期間中の希望日に受験
上期:5月1日~7月31日
下期:11月1日~1月31日
6月、11月、2月の年3回
(1級のみ2月は実施なし)
受験料11,000円(税込)【3級】
2,850円(税込)
【2級】
4,720円(税込)
【1級】
7,850円(税込)

※各級、事務手数料として別途550円(税込)が必要
受験資格特になし特になし
合格率取得得点によるレベル判定方式。以下は、過去全受験者のレベル判定の割合

【レベルA】
17.1%
【レベルB】
16.5%
【レベルC】
28.4%
【レベルD】
27.3%
【レベルE】
10.7%




【3級】
49.2%
【2級】
27.1%
【1級】
9.2%

※2019年度、全国実績

FASS検定の学習方法

FASS検定を受験するにあたり、独学で学習するか、専門学校などの講座を利用するか否かは気になるところでしょう。ここで、FASS検定の学習方法をご紹介します。

書籍で学ぶ

まずは、書籍を購入し、独学で学習する方法です。自分のペースで勉強することができるメリットがある一方、事前に知識が少ない時に質問できる環境がなかったり、学習スケジュールを自分で作るのが苦手だったりする人から見るとデメリットに感じるでしょう。具体的には、FASS検定の運営会社が認定しているテキストを中心に学習していく流れになります。

経理・財務スキル検定公式学習ガイド(2020年度版)

会社「経理・財務」の基本テキスト (五訂版)

「経理・財務」実務マニュアル 上 三訂版

上記はFASS検定受験者愛用の3冊です。その他にもFASS検定の運営会社が認定しているテキストは数多くあるため、自分に合うテキストを探してみてください。

セミナーで学ぶ

次に専門学校などのセミナーや講座に申し込んで学習する方法です。経理初心者や、学習スケジュールを立てるのが苦手な方には有用でしょう。もちろん、独学で学習するよりコストがかかります。費用対効果を見定めて受講するようにしてください。TACやジャスネットコミュニケーションズが運営する経理実務の学校で開催している講座が有名ですが、その他企業でも定期的に講座が開催されているようです。

TAC:経理・財務スキル検定「FASS」講座(20年下期対応)

経理実務の学校:FASS検定講座

おわりに

FASS検定について詳しくご紹介しました。FASS検定は経理知識を網羅的に学習できる検定として注目を浴びている資格です。経理人材としてスキルアップ、キャリアアップを狙う方は、ぜひ学習・受験をご検討してみてはいかがでしょうか。

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● 著者

篠原 泰之

篠原 泰之

1990年生まれ、東京都出身。スタートアップで経営管理業務に従事する傍ら、 管理部門構築支援や簿記講師、執筆活動など、財務経理を軸に幅広く活動している。 日商簿記1級保有。