石田 夏 の投稿一覧 理士事務所、上場企業の経理職を経てフリーライターに転身。 簿記やファイナンシャルプランナー資格を活かして、税務・会計に関する企業向けコンテンツを中心に執筆中。 ポリシーは、「知りたいをわかりやすく」。 会社法で義務付けられた利益準備金とは? 積立額や減少させる方法を解説 利益準備金とは 利益準備金とは、貸借対照表に表示される純資産の部の株主資本のうち、利益剰余金から積み立てられる準備金のことです。株主への配当時にその積立てを行うことを会社法によって義務付けられていることから、資本準備金とともに「法定準備金」と呼ばれています。 利益準備金を積み立てなければならないのは […] その他仕訳処理・会計処理 2023/06/16 個別注記表は必須の資料! 中小企業が気を付けるべき項目を解説 個別注記表の作成は会社の義務 個別注記表は、会社法で作成・保存が義務付けられる計算書類の1つです。会社法では株式会社等は以下の資料を作成し、作成時から10年間保存することが必要となります。 貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書 個別注記表 事業報告 附属明細書(会社法第435条第2項・会社計 […] 財務財務・資金調達 2022/07/14 消費税還付はいつ受けられる?仕組みや仕訳方法をわかりやすく解説 消費税還付とは 消費税の課税事業者は、課税売上や課税仕入によって受け払いする消費税から納付税額を計算し、期限内に消費税の確定申告と納税を行わなければなりません。納付税額は、課税売上から計算した消費税額と、課税仕入にかかる消費税額から計算した仕入控除税額との差額のこと。この額はおおむね、受け取った消費 […] 消費税税金 2024/03/27 消耗品費の仕訳と決算整理時に注意すべき処理方法 消耗品費の仕訳 消耗品は販売・管理のための用品のことで、たとえばコピー用紙や文房具、プリンターのインクなどを指します。これらは使用する分だけ少しずつ購入するのではなく、1箱や1ケースなどまとめて購入することが多いでしょう。そうすると、期末に未使用分が生じます。会計では適正な期間損益計算を実現するため […] その他勘定科目・仕訳仕訳処理・会計処理 2022/04/20 発生主義・現金主義・実現主義 理解のポイントは計上タイミング 損益計算の基本 会計の目的は、正しい期間損益を計算することにあります。期間損益は特定の会計期間における利益のことで、収益から費用を差し引いた額です。そうすると、この収益と費用をそれぞれいつのタイミングで計上するかが、期間損益を左右する重要なポイントとなります。「発生主義」「現金主義」「実現主義」は、 […] その他仕訳処理・会計処理 2022/04/20 固定資産除去損で節税?有形固定資産を処分した時の対処法とは 固定資産除却損とは 固定資産除却損とは有形固定資産の使用を辞めた際、その資産を帳簿から除却するための勘定科目です。固定資産の残存簿価(間接法の場合は減価償却累計額との差額)を費用処理するために使用します。通常、固定資産除却損によって計上された損失は臨時的な損失と考えられることから、損益計算書上の特別 […] その他仕訳処理・会計処理 2022/07/14 収入印紙は課税取引?非課税取引? 仕訳と勘定科目の見極め方 収入印紙の勘定科目 収入印紙とは、文書に対して発生する「印紙税」という税金を納める手段などに使われるもの。印紙税は課税対象となる文書の作成時に、その文書に収入印紙を貼付することで納税となります。 収入印紙は郵便局や法務局などで購入できますが、その購入代金の全額を経費にすることはできません。そのため、 […] 印紙税(収入印紙)税金 2022/04/20 ソフトウェアの減価償却は目的で変わる?耐用年数や仕訳を知ろう 会計上のソフトウェアの区分 ソフトウェアといっても、会社の業務の効率化に使用されるものや、それ自体を製品として販売する会社など、扱いはさまざまです。この使用目的の違いによって、ソフトウェアは、「無形固定資産」に分類されるものとそうでないもの、さらに「無形固定資産」の中でもその耐用年数に違いが設けられ […] 仕訳処理・会計処理減価償却 2022/04/20 決算書作成に役立つ!残高試算表の作成方法とその他試算表との違い 試算表とは 会社は、外部に正しい決算書を示さなければなりません。正しい決算書を作成するには、正しく作成された会計帳簿が必要になります。会計帳簿の作成や保管は青色申告の要件でもありますから、会計帳簿を正しく作成することは会社にとって非常に重要なことです。 試算表とは、会計帳簿が正しく記載できているかを […] その他仕訳処理・会計処理 2022/04/20 収益認識に関する会計基準が2021年に強制適用!実務への影響は これまで収益の認識ついては、企業会計原則によって「売上高は、実現主義の原則に従い、商品等の販売又は役務の給付によって実現したものに限る」とし、具体的な基準は開発されていませんでした。これについて、2018年3月30日に導入されたものが「収益認識に関する会計基準」です。今回は、「収益認識に関する会計基 […] その他仕訳処理・会計処理 2022/04/20 1 2 次
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消耗品費の仕訳と決算整理時に注意すべき処理方法 消耗品費の仕訳 消耗品は販売・管理のための用品のことで、たとえばコピー用紙や文房具、プリンターのインクなどを指します。これらは使用する分だけ少しずつ購入するのではなく、1箱や1ケースなどまとめて購入することが多いでしょう。そうすると、期末に未使用分が生じます。会計では適正な期間損益計算を実現するため […] その他勘定科目・仕訳仕訳処理・会計処理 2022/04/20
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固定資産除去損で節税?有形固定資産を処分した時の対処法とは 固定資産除却損とは 固定資産除却損とは有形固定資産の使用を辞めた際、その資産を帳簿から除却するための勘定科目です。固定資産の残存簿価(間接法の場合は減価償却累計額との差額)を費用処理するために使用します。通常、固定資産除却損によって計上された損失は臨時的な損失と考えられることから、損益計算書上の特別 […] その他仕訳処理・会計処理 2022/07/14
収入印紙は課税取引?非課税取引? 仕訳と勘定科目の見極め方 収入印紙の勘定科目 収入印紙とは、文書に対して発生する「印紙税」という税金を納める手段などに使われるもの。印紙税は課税対象となる文書の作成時に、その文書に収入印紙を貼付することで納税となります。 収入印紙は郵便局や法務局などで購入できますが、その購入代金の全額を経費にすることはできません。そのため、 […] 印紙税(収入印紙)税金 2022/04/20
ソフトウェアの減価償却は目的で変わる?耐用年数や仕訳を知ろう 会計上のソフトウェアの区分 ソフトウェアといっても、会社の業務の効率化に使用されるものや、それ自体を製品として販売する会社など、扱いはさまざまです。この使用目的の違いによって、ソフトウェアは、「無形固定資産」に分類されるものとそうでないもの、さらに「無形固定資産」の中でもその耐用年数に違いが設けられ […] 仕訳処理・会計処理減価償却 2022/04/20
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