【インタビュー】システムの上手な活用で全社における業務効率を改善！太陽インキ製造株式会社の取り組みとは

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※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」（ミックITリポート2023年9月号：https://mic-r.co.jp/micit/2023/）より

こんにちは。経理プラス編集部です。

経理業務効率化成功企業へのインタビュー第14弾をお届けします。今回お話を伺ったのは、太陽インキ製造株式会社の永野 由紀様と戸川 由里絵様です。同社では、経費精算のシステム化によって煩雑だった精算内容の多重チェックの廃止、業務全体の効率化に取り組まれています。

太陽インキ製造株式会社とは

電子部品、エレクトロニクス業界向けに化学品の製造・販売を行う太陽ホールディングスグループに名を連ねる太陽インキ製造株式会社様。同社では、プリント配線板用部材およびフラットパネル・ディスプレイ用部材の開発製造及び販売をされています。

システム化で経費精算の効率化を推進

永野様、戸川様、本日はありがとうございます
まずは永野様からご経歴を教えていただけますでしょうか
太陽インキ製造に入社して約20年になります。総務、経理業務全般を経験してきました。現在は管理部経理課に所属し経理業務に携わっています。

では、戸川様もお願いいたします
新卒として当社に入社して今年で2年目になります。管理部総務課に所属しています。

業務効率化について、貴社で取り組まれていることを教えてください
2016年9月から経費精算システムを導入して運用しています。もともと親会社の太陽ホールディングスにおいて、「楽楽精算」という経費精算システムを導入しており、そこで業務効率化の効果が高かったこと、実際に使用している社員からも好評の声が多かったことから、当社でも導入を決めました。

それまでの経費精算方法にはどのような問題があったのですか
Excelの社員精算書、出張精算書を各社員が入力、紙に印刷して運用をしていました。さらにそれを総務や業務が会計ソフトへ入力し印刷するという手間がありました。それに加え、経理課では1件1件目視で確認を行っていたので、経費精算業務に大変時間がかかっていました。これら全てが手作業の為、入力ミスの発生が多く見られていました。

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※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」（ミックITリポート2022年9月号：https://mic-r.co.jp/micit/）より

社員からも好評！システム化によるメリットとは

大変な作業ですね…導入後の効果はいかがでしょうか
導入してまだ数カ月なので、大きな改善や具体的な数値の改善はまだ出ていないのですが、「楽楽精算」に内蔵されている「乗換案内」を利用することによって、ルート検索と精算入力が同時にできるので、申請作業の時間が短くなりました。また、自分自身の申請が、承認されているのか、どこかのポイントで止まってしまっているのかなどの状態を確認できることが社員からとても好評です。

経費精算のほかにも業務効率化で取り組まれていることはございますか
販売管理システムと連動した原価計算システムのレベルアップに取り組んでいます。これまでより高精度かつ高速に原価計算を行うことで、販売情報の品質が高まり、より高度な分析が可能となりました。この分析結果をもとに、お客様により良いご提案をしていきたいと考えています。
これらの取り組みにおいては、会社全体で業務効率が良くなることはもちろんですが、各社員や各部門で負担にならないよう意識し、情報共有を行い全員の負担を減らせるように取り組んでいます。

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※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」（ミックITリポート2022年9月号：https://mic-r.co.jp/micit/）より

経理プラス編集部より

色々な取り組みの内容を伺う中で、太陽インキ様はシステムを上手に活用し、業務効率化に取り組まれている印象を受けました。最後にお話いただいた「会社全体の業務効率化を意識しながらも、負担が一部の部門や社員にかからないようにする」という心掛けは、とても大切なことだと共感いたしました。貴重なお話をありがとうございました！

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※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」（ミックITリポート2023年9月号：https://mic-r.co.jp/micit/2023/）より

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