販売管理業務と経理業務が同時に効率化!?販売管理システムと連携すべきクラウドシステム3選
皆さまの会社では、販売管理システムを利用されていますか?
販売管理システムとは、商品の受注から納品まで、販売における一連の流れを一元的に管理するシステムのことです。導入することで作業時間の短縮や、受注、入荷、売上、請求、入金など複雑な販売管理業務を効率化し、さまざまな無駄を削減することができます。
また、経営判断スピードの高速化など、導入により得られるメリットは販売業務のみならず、多方面にわたります。
このように、販売管理システムだけでも業務効率化や生産性の向上につながりますが、連携させるとより経理の方の手間が削減できるクラウドシステムがあります。
今回は、経理業務のうち、手間のかかる仕訳入力、請求業務、入金・回収業務に絞って、販売管理システムと一緒に利用するとメリットがあるクラウドシステムを、代表的な製品とともに紹介します。
仕訳入力の手間は、会計システムとの連携で解消!
会計システムへ仕訳入力するのを手間に感じている方も多いと思いますが、販売管理システムと連携させると手間の削減につながります。
販売管理システムの中には、入力している伝票から仕訳データが自動生成される機能を有するものがあります。そのため、その機能を利用すると、販売管理システムから出力した仕訳データを、会計システムに取り込むだけで仕訳入力が完了し、面倒な手入力を無くすことができます。
また、打ち間違いを防ぐことができるため、効率化だけでなくミスの大幅削減にも寄与します。
おすすめの会計システム「弥生会計オンライン」
「弥生会計オンライン」は、株式会社弥生が提供する会計システム「弥生会計」のクラウド版です。
日々の取引入力から、帳簿・レポート作成まで、小規模法人に必要な会計業務がこれひとつで対応できます。自動取込・自動仕訳機能で面倒な取引入力を、徹底的に効率化できます。また、見やすいグラフレポートをいつでも確認できるため、経営状況がすぐに把握できます。
請求書発行は電子請求書発行システムを利用して効率化!
請求業務の中でもとりわけ時間がかかるのは、請求書の発行・発送ではないでしょうか。毎月月初になると請求書の発行業務に多くの時間がかかり、お困りの経理の方も多いと思います。そのような場合は、販売管理システムと電子請求書発行システムを連携させると、省力化が可能です。
たとえば、帳票発行システムを利用すると、販売管理システムで作成したエクセルなどの帳票データをシステムに取り込むだけで、簡単に請求書などの帳票を作成し、WEB上で発行から公開までを行うことができます。そのため、請求業務にかかる封入や郵送作業などにかかる手間はもちろん、コストも大幅に削減することが可能です。また、請求書を公開と同時に相手に届けることができ、受取側の利便性も向上します。
おすすめの電子請求書発行システム「楽楽明細」
株式会社ラクスが提供している電子請求書発行システム「楽楽明細」は、上記のメリットはもちろん、発行する帳票を現在お使いのレイアウトをほぼそのまま再現できるのが特長です。また、帳票に表示させる項目や位置などを自由に作成できます。そのため、高い柔軟性により、スムーズにシステム化することが可能です。また、郵送で帳票を受け取りたいという取引先には郵送代行機能を利用することで、個別に郵送対応ができます。WEB上で送付先ごとに郵送を選択するだけで、簡単に郵送処理を行えます。
時間のかかる売掛金の照合は、入金消込システムで工数削減!
取引先の件数が多く、売掛金の確認・照合に時間がかかっている場合は、入金消込システムとの連携がおすすめです。一般的な消込作業は、指定の銀行口座への入金と請求データを1件ずつ照合しなければならず、取引先が多いほど作業量が増加するため、負担に感じている経理の方も多いのではないでしょうか。
入金消込システムは、入金が行われた際に売掛金として管理されているものと照合を行い、問題がなければ売掛金の消込を行います。照合にかかっていた手作業の工数削減や、確認ミスを無くすことが可能です。
また、販売管理システムと連携させることで、入金消込システムで発行された顧客別の口座番号が割り振られた請求書を、販売管理システムから発行することができます。そのため、毎月の入金情報を一元管理するこができるようになります。
おすすめの入金消込システム「消込エクスプレス」
「消込エクスプレス」は、株式会社ペイジェントが提供する仮想口座方式の入金消込サービスです。顧客毎に個別の決済専用口座を自動的に発行することで、入金消込作業の負担を軽減させます。
具体的には、顧客と口座番号が紐付けられるため、顧客と氏名が異なる振込人名や同姓同名の方など振込人の特定が困難な銀行振込でも、スムーズに消込作業を行うことができます。
最後に
販売管理システムだけでは効率化出来ない業務も、連携可能なシステムを利用することでこれまで以上に経理業務を効率化することが可能です。
この機会に連携できるシステムの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
>>請求書の電子発行を検討の方へ、電子請求書発行システム「楽楽明細」
この内容は更新日時点の情報となります。掲載の情報は法改正などにより変更になっている可能性があります。
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※:デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/2023/)より