【インタビュー】会計システムのトップシェア企業 ピー・シー・エー株式会社が取り組む経理業務効率化とは

【インタビュー】会計システムのトップシェア企業 ピー・シー・エー株式会社が取り組む経理業務効率化とは

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※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/2023/)より

こんにちは。経理プラス編集部です。

経理業務効率化成功企業へのインタビュー第15弾をお届けします。今回お話を伺ったのは、会計ソフトなどの基幹業務システムで知られるピー・シー・エー株式会社様の舛川様です。経理系システムのプロフェッショナル企業が行っている業務効率化の取り組みについて探ってまいりました。

 

ピー・シー・エー株式会社とは

改めてとなりますが、御社の事業内容について教えてください
会計ソフトを始めとした業務用ソフトのパッケージの開発と販売をしています。最近では、クラウド型のサービスが大変伸びておりまして、クラウドサービスは開始8年で9,000法人を突破しました。現在は、10,000法人を目指してより多くの方に製品を使っていただくよう拡大に勤めています。

クラウドサービスの成長がすごいですね!
そうですね。リリース当時の成長はゆるやかでしたが、ここ数年で大きく成長しています。
その背景としては、企業のデータ管理に対する認識が「自社で保存するよりも、しっかりとしたデータセンターに預ける方が確実だ」という方向に変わってきた点があるのではないかと考えています。震災をきっかけにBCP(事業継続計画)対策の意識が高まり、クラウド製品の利用数もそこから大きく伸びてきました。業界では先行してクラウド製品のリリースをし、SaaS型ERP市場ではNO.1のシェアを獲得しています。

 

WEB請求書への切替えで業務効率化

業務効率化について、貴社で取り組まれていることを教えてください
昨年より請求書をWEB発行に切り替えました。それまでは紙で発行していたのですが、発行を担当している私自身とパートさんがどちらも時短勤務をしているので、日中の作業時間が限られています。その中で月初めに集中する請求書発行の負担が大きく、時間に追われずに済む方法がないかと考えていました。そんなときに聞いたのが、現在利用している電子請求書発行システム「楽楽明細」です。

WEB請求書発行システムをお知りになったきっかけは何だったのですか
PCAでは自社以外のシステムも多く販売しており、「楽楽明細」もその1つでした。「楽楽明細」の販売が決まったあと、社内の営業から「うちはどのくらい請求書を出してるの?」と聞かれたときがありました。毎月400通ほどの請求書の発行をしているのですが、「それを手作業で出してるの」と驚かれてしまいました。
その時に月100件以上発行しているなら効果があるよと「楽楽明細」を紹介してもらいました。システムによる請求書の発行方法もあるのだということを知ったのはその時です。それからすぐに「楽楽明細」の導入に向けて動き出しました。

 

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作業時間の軽減、確認促進…WEB発行への切替えにより様々なメリットが

ご自身の会社の営業に営業されたのですね(笑)
実際の効果はいかがでしたか

請求書発行にかかる時間が軽減されました。月にして3時間ほどですね。数字として見ると少なく感じるかもしれませんが、時間に追われながら慌ただしく作業をしていた時と比べると、心理的な負担がなくなり余裕が生まれるようになりました。それには減った3時間以上の価値があったと感じています。

WEB請求書に切り替えたことで、請求書を発行した後に一定期間たってもダウンロードしてない会社へリマインドメールを自動で送ることができたり、差替えが発生した場合も、画面上ですぐに対応できたりというメリットがありました。また、請求書の枚数が多い会社には明細をCSVで送付もできるようになり、お喜びの声をいただいたこともあります。

 

PCAサービスとの連携も 併用することでさらにメリットが

「楽楽明細」を選ばれた理由はどのような点でしたか
PCAの取扱い製品であったから、という前提がありますが、請求書をPDFで連携できるのがポイントでしたね。販売管理システムから請求書のPDFを出し、それをそのまま「楽楽明細」に取り込めるのでレイアウトの変更などもなく、スムーズに移行ができそうだと思いました。

ちなみに、当社が提供する販売管理システム「商魂」とも「楽楽明細」は連携しています。PDFでの連携のほか、「商魂」からCSVマスタを出して、「楽楽明細」に取り込めば、フォーマットをそのままに請求書を発行することができます。取引先の締め日や、取引先ごとなど任意の分類で「商魂」からCSVマスタを出すことができますので、お客さまからのご要望にも応えていきやすいのではないかと思います。
ぜひセットで使っていただきたいですね。

自社製品のご紹介も、ありがとうございます!

 

入金作業の効率化、電子帳簿保存法対応も着手中

その他に業務効率化で取り組まれていることはありますか
月末に多くなる入金に合わせて、手入力作業を効率化したいと考えています。時間がかかっている上に属人化している状況がありますので、汎用のフローを整え均一化していきたいと思っています。システムの整備も進めており、入金データを社内システムにうまく取り込むために検証などを進めているところです。
電子帳簿保存法への対応も取り組んでいます。経費精算の領収書の電子保存を開始しました。これから請求書にも展開していく予定です。

色々な取り組みをされているのですね!
その上で、舛川様が思う「経理として大切なこと」を教えていただけますでしょうか

経理部に異動して4年目になりますが、その前は販売管理部門にて売上計上をする側として働いていました。両部署を経験して気付いたのが、同じ社内であっても使用しているシステムや方法によって業務の効率性が異なるという点でした。たとえば、社内システムを使えばすぐに終わる集計を、わざわざエクセルでやっていたり、大変もったいないなと感じるシーンがありました。社内で何がどのように計上され、それが経理の集計にどう反映されてくるのか。一連の流れに興味を持ち、知り、検討する、その中で社内のコミュニケーションを取り、情報収集にあたる。そのようなことが大事ではないかと考えています。

貴重なお話をありがとうございました!

 

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この内容は更新日時点の情報となります。掲載の情報は法改正などにより変更になっている可能性があります。

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※:デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/2023/)より

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