【開催報告】第28回経理勉強会～親会社・子会社経理が知るべき決算のポイント～を開催しました！

こんにちは、経理プラス編集部です。

2022年9月10日（土）に経理勉強会「親会社・子会社経理が知るべき決算のポイント」をオンラインで開催いたしました！

今回のテーマは「親会社・子会社経理が知るべき決算のポイント～連結パッケージとIFRS導入～」と題し、YouTuber、CPA会計学院講師としても活躍中の公認会計士、白井敬祐先生を講師にお迎えいたしました。
＞公認会計士YouTuberくろいちゃんねる

講義概要

上場企業を親会社にもつ子会社経理は自社の財務情報を連結パッケージと呼ばれる箱に入力して、親会社に提出する必要があります。
この連結パッケージは会社により様々な種類がありますが、入力した情報が何に使われているのか知っている担当者は子会社のみならず使用する親会社の人間でも知らない場合があります。
今回はそんな子会社と親会社の経理担当者が知っておくべき連結パッケージをメインにその概要についてお話しいたします。

連結決算の仕組み
連結パッケージの概要と目的
IFRS導入された場合の決算等への影響

講師：白井敬祐先生

公認会計士。2011 年公認会計士試験合格後、清和監査法人で監査業務に従事した後、新日本有限責任監査法人及び有限責任監査法人トーマツで IFRS アドバイザリー業務や研修講師業務に従事。
その後、株式会社リクルートホールディングスで経理部に所属し、主に連結決算業務、開示資料作成業務や初年度の IFRS 有価証券報告書作成リーダーを担当。
そして、2021 年 7 月に独立開業し、現在は CPA 会計学院にて会計士講座(財務会計理論)や CPA ラーニングの講師を務め、近畿大学経営学部の非常勤講師として学生向けに会計士講座を開講。

会計を楽しく学べる『公認会計士 YouTuber くろいちゃんねる』を運営。
著書「経理になった君たちへ」。

講義の様子

講義は座学形式で、実務の内容を含めながら解説いただきました。実際の実務体験や、親会社・子会社間のコミュニケーション内容をお話いただくことで、より理解を深めることができました。参加お申込み時には、「IFRSの理解は難しく敷居が高い」「連結決算業務に不安がある」というお声もいただいておりましたが、勉強会終了後のアンケートでは「実務を踏まえてのお話で分かりやすかった」「自身のキャリアパスについても考えることができた」などと嬉しいお声をいただくことができました。中には「内容が詰まっているのでもう一度聞きたい」、「キャリアについての相談もしたい」というお声も多くいただきました。次回の勉強会はさらに満足度の高いイベントにできるよう、取り組んでいきたいと思います。

「経理プラスコミュニティ」交流会の様子

講師の白井先生には同日に行われた「経理プラスコミュニティ」の交流会にもご参加をいただきました。

「経理プラスコミュニティ」ではいつでも経理担当者同士がコミュニケーションをとることができ、グループ上で投稿ができる他、定期的に交流会イベントを開催しております。グループメンバー主催のイベントも多数開催されており、自社のみでは知りえない情報を得ることもできます。
今回の交流会では白井先生にも全グループを回っていただいたことで、経理実務についての相談や、情報の共有を行っていただきました。実際の担当者同士で経理のキャリアアップや、採用、インボイス制度を中心とする新しい制度の対応についても相談しあうことができ、9月下旬にも再度交流イベントの開催が決まっています。