経理担当者500名に大調査!経理のやりがい、大変さ…本音レポートを公開!
こんにちは。経理プラス編集部です。
この度、経理プラスでは経理担当者500名にアンケートを行いました。
経理業務効率化のために取り組んでいることや、その効果、そして仕事へのやりがいなど経理担当者のホンネが詰まったレポートなっています。ぜひご覧ください。
本日はこのレポートの中から、「経理担当者の苦労」について調査結果を少しだけご紹介いたします。
調査概要
「経理担当者のホンネを大調査!現職経理担当者500名に聞いた 業務改善方法、仕事への取り組み方レポート」
調査方法
インターネット調査
調査期間
2015年6月26日~28日
対象者
主任・リーダー以上の経理担当者
回答数
500
ここがつらいよ、経理担当
経理担当者に「経理担当者として大変だと思うこと、困っていること、苦労していること」と質問したところ、下記のような結果が得られました。
最も回答数が多かったのは、「ミスが許されないこと」で全体の34%の方が、大変だと思うと回答しました。
この回答に対しては、
正しくて当たり前(40代/課長補佐)
金銭を扱っているので1円の誤差も許されない(40代/課長)
など、経理の仕事に求められる正確性を強く認識している方が多い一方で、実際にミスが起こってしまったエピソードとして
桁を間違え赤字になりそうだった 1円合わず大騒ぎになりました(50代/係長)
資金移動で金額を間違い当座貸し越しになったことがある (50代/部長)
など、少しの不注意で大きな騒ぎになってしまったエピソードも語られていました。
次に回答数を占めたのは「部下、後輩の教育」で23.2%の方が大変だと思うと回答しました。
営業中心の採用のため管理部署が高年齢化している (50代/役員)
経理部門は業務内容が多肢に渡る為、人が育ちにくい (40代/課長)
ベテラン勢が退職する予定です。引き継ぎがうまく出来ない(40代/課長補佐)
など、若い人材の採用と教育に課題を感じているという実態が明るみになりました。業務が多く、なかなか教育に時間を割けない、教育制度がきちんとしていないなど、皆さん様々な課題を抱えているようです。
部下に意欲がない (50代/主任)
向上心が少ない(40代/部長)
など、部下に対して厳しい意見もありました。
全体の11.8%が回答した「他部署とのコミュニケーション」からも、
経理目線と営業目線の違いが原因で、コミュニケーションが難しいと感じることがある(40代/課長)
話があると言うと経費の使いすぎのクレームだと思われる (30代/主任)
警戒されていて前向きな話にならない (40代/部長代理)
など、日常の経理担当者の苦労が伺える声が多く見られました。この記事をご覧の皆さんにも、共感される方がいらっしゃるのではないでしょうか。
期日を守る、金額の誤差を無くすなど厳しい基準が求めらる経理と、ついつい忙しさから書類の提出などを忘れがちな営業、お互いに仕事がしやすい環境作りが大切ですね。
つらいことばかりじゃない!経理にはこんなやりがいが!
今回のレポートでは、経理担当者の仕事へのやりがいについても調査を行いました。
財務面から経常利益増大に貢献できたこと (60代/役員)
予算の立案や、代取からの委任を受けて遂行する立場にあるので、緊張感はあるが、責任を成功裏に果たした時は充実感を覚える(40代/課長)
経営層に自分の意見が認められること (40代/課長)
など、経理の皆さんが達成感を感じたエピソードがたくさん集まりました。会社の経営に関われるということにやりがいを見出している経理担当者の方が多くいらっしゃるようです。
レポート内ではほかにもたくさんのやりがいエピソードを紹介していますので、これから経理でキャリアアップを考えられている方はぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「経理担当者のホンネを大調査!現職経理担当者500名に聞いた 業務改善方法、仕事への取り組み方レポート」の中から、レポート結果と一部ご紹介しました。
レポートでは、他にも業務効率化のために行っている改善施策とその効果や、より深い経理担当者のホンネにも迫っております。
続きはこちらのダウンロードページよりご覧いただけます。無料でダウンロードいただけますので、ぜひご覧ください!
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