【展示会レポート】人事・総務ワールド2016 ―経費精算システム編-

【展示会レポート】人事・総務ワールド2016 ―経費精算システム編-

こんにちは。経理プラス編集部です!

7月13日~15日の3日間にわたり、東京ビッグサイトにて開催された「総務・人事ワールド」という展示会に伺ってまいりました。

バックオフィス向けのサービスが集まるという点で、日本最大の展示会。今回は、展示会に足を運べなかった方のために、経理プラス編集部がピックアップした経理担当者向けサービスを提供する企業へのインタビュー内容をお届けいたします!

その中で、今回は「経費精算システム」を提供している3社のインタビューをお届けいたします。

 

「総務・人事ワールド」とは

リード・エグジビジョンジャパンが主催する、総務・人事・経理担当者向けの日本最大級の総合展です。7つの専門展からなり、今年は約4万人の方が来場しました。防災・セキュリティ製品、省エネ製品から人事関連サービス、ワークスタイル変革、福利厚生サービス、財務会計システムまで、あらゆる製品やサービスが一堂に出展しています。

 

交通費・経費精算システム「楽楽精算」 交通費・経費精算システム「楽楽精算」

 

株式会社BearTail

家計簿アプリで有名なBearTailは、今年2月より経費精算システムの「Dr.経費精算」をリリース。グリーンを基調としたさわやかなブースで取材に応じていただきました。

Dr.経費精算

Dr.経費精算「Dr.経費精算」はクラウド型の経費精算システムです。従業員の経費精算の手間を削減する機能を多く取り揃えており、大きな特徴を3つあげていただきました。
一つ目は「領収書の入力代行」機能。領収書をスマホで撮影すると、その内容が2,000人のオペレーターにより入力代行されるそう。これによって、入力の手間がなくなり業務時間の削減につながります。人間の目によって内容がチェックされるため精度も高く、なんと99%を誇るとのこと。入力も1つの領収書の内容を項目ごとに分割した状態でオペレーターが入力するため、会社の情報が洩れることもありません。

IMG_9588二つ目の特徴は、アプリにも対応していること。ブラウザで接続するほかに「Dr.経費精算」のアプリからも申請や承認ができます。領収書撮影と合わせて、スマートフォンだけで経費申請をすることができます。
三つ目は、優れたUI。製品開発のなかでも、UIは意識している点だそうで、実際にシンプルで見やすい画面は操作もしやすそうでした。
今後はタイムスタンプ機能の付与による電子帳簿保存法への対応や、様々なシステムとの連携によって、より一層使い勝手を向上させていくそう。経費精算システムの中では若い部類に入るシステムですが、今後注目が高まっていきそうですね。

 

株式会社ヴァル研究所

続いてお話しを伺ったのは、経路検索ソフト「駅すぱあと」を提供するヴァル研究所。こちらの会社では、「駅すぱあと」と連携した旅費交通費精算システムの「駅すぱあと 旅費交通費精算Web」を提供されています。

駅すぱあと 旅費交通費精算Web

VALこちらの商品の特徴は自社製品である「駅すぱあと」との連携により、スピーディな経路検索を実現し、旅費交通費精算の時間を短縮できることです。「訪問が多い営業担当者ですと、月間の交通費精算に2時間ほどかかることも珍しくありません。それが、このシステムを使うことによって10分ほどで済むようになったユーザー様の声をいただいております。」とはご担当者談。申請を承認する側の経理担当者も承認にかける時間が、月数日かかっていたものが数時間で済むようになるそう。ほかにも、従業員の定期区間分の料金が自動で削除されたりと、業務時間の削減につながる機能が取り揃えられている製品でした。業務時間の削減はそのままコスト削減にもつながるので、自社に合った機能をうまく使うことで高い導入効果が得られそうですね。

VALほかに編集部が注目したのが、路線バス情報が充実しているという点。駅名は覚えていても、バス停の名称まで覚えていない方も多いのでは?東京、神奈川などの関東地区をはじめ、大阪、京都などの主要都市も網羅しているそうで、バス利用の多い地域の企業にはうれしい特徴です。また、スマートフォン対応をうたっている会社が多い中で、ガラパゴス携帯への対応も充実していたのが本製品の特長でした。自分で持っているのはスマホだけれど会社支給の携帯はガラケー、という方も多いのではという点を考えると、痒い所に手が届くうれしいサービスと言えそうです。

 

株式会社ラクス

最後に「経理プラス」を運営するラクスのブースもご紹介させていただきます。ラクスが提供する交通費・経費精算システム「楽楽精算」のカラーである青を基調としたブースで、連日たくさんの方にお立ち寄りいただきました。

交通費・経費精算システム「楽楽精算」

楽楽精算「楽楽精算」はクラウド型の経費精算システムで、2016年現在の導入社数が1,300社以上と、クラウド型経費精算システムの中では導入数No.1のサービスです。
交通費の申請においては乗換案内ソフトの内蔵により経路検索を短時間ですることができ、さらにSuica®やPASMO®などの交通系ICカードの使用履歴の読取り機能により、より簡単に交通費精算をしていただくことができます。

楽楽精算実際に、今回のブースではICカード読取り体験コーナーを設置し、ブースにお越しいただいた方に、ICカードによる交通費精算を体験していただきました。ICカードをリーダーにかざすと即座に履歴が「楽楽精算」に取り込まれ、そのまま10秒ほどで交通費精算ができる様子にたくさんの驚きの声が上がっていました。ICカードの履歴はビジネスでの利用のものと、プライベートの利用のものを選別できるので、「過剰な申請がされるのでは」という心配もありません。
そのほかに、画面の項目の位置や大きさなどを自由にカスタマイズできるのが「楽楽精算」の特徴で、ドラッグ&ドロップで簡単に申請画面を作成できる様子にも、たくさんの驚きやお喜びの声をいただきました。
ブースにご来場いただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

※Suica®は東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です
※PASMO®は株式会社パスモの登録商標です

 

最後に

「人事・総務ワールド」レポート 経費精算システム編、いかがでしたでしょうか。後編はより様々なシステムをご紹介したレポートをお届けいたしますので、お楽しみに!

取材にご協力をいただいた皆様、ありがとうございました!

 

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