【展示会レポート】人事・総務ワールド2016 ―経理業務効率化システム編-
こんにちは。経理プラス編集部です!
7月13日~15日の3日間にわたり、東京ビッグサイトにて開催された「総務・人事ワールド」という展示会に伺ってまいりました。
バックオフィス向けのサービスが集まるという点で、日本最大の展示会。今回は、展示会に足を運べなかった方のために、経理プラス編集部がピックアップした経理担当者向けサービスを提供する企業へのインタビュー内容をお届けいたします!
前半の「経費精算システム編」に続き、今回はさまざまな経理業務効率化システムに焦点をあてお届けいたします。
株式会社アール・アンド・エー・シー
債権管理・入金消込システムや入金照合サービスを提供しているアール・アンド・エー・シーに取材に応じていただきました。
Victory-ONE
2005年にリリースされた「Victory-ONE」は入金回収業務に特化したシステムで、入金自動消込から債権残高管理までをカバーするソリューションパッケージです。月末の入金業務を大きく効率化し、経理業務の負担を削減することができます。自動消込では学習機能と、製品リリースからの10年間にわたって蓄積されたノウハウにより、限りなく正確かつスピーディに消込ができるそう。また、消込結果を会計システムに連携することでさらなる経理業務効率化が実現できるとお話いただきました。
パッケージシステムとしての長い歴史を持ちながら、7月13日にはクラウド版をリリースしたとのこと、外貨機能や入金予定機能、部門別管理機能、前受金管理機能などのオプション機能も豊富なため、企業規模の大小や事業内容に問わず、今後より様々な企業のニーズにマッチするシステムになると言えそうです。
さらに、今後は出荷明細と検収明細の照合にも対応するシステムを準備中とのこと。より経理担当者にとって嬉しいシステムになっていきそうですね。
株式会社エボラブルアジア
Web出張予約システムを提供するエボラブルアジア。赤を基調としたユニークなインパクトのあるブースでお迎えいただきました。
旅Pro‐BTM
旅Pro‐BTMでは、航空券、新幹線、ホテルと航空券といったパッケージなどの予約を一元管理できるサービスです。出張のスタイルに合った国内航空券の検索・手配により、国内の出張費を大幅に削減することができます。JAL、ANAといった主要航空券に加えSKYMARKなどを含めた7社の航空券を旅Pro‐BTMにて一画面で横断検索することができ、最も適した出発時刻と料金の航空券を一目で確認することができます。7社の航空券を利用できるのは業界でもトップクラスとのこと。さらに当日の急な出張でも申し込みや日時変更が無料でできるなど独自のメリットも多く取り揃えられたサービスでした。
請求を一括精算することで間接コスト削減をするのが一般的なBTMサービスですが、旅Pro‐BTMではそれに加え出張旅費という直接コストが削減できるので、コスト削減効果が高いのだそう。そのコスト削減効果は、利用前と比較して平均10~15%にもなるというのだから驚きです。しかも、導入費・ランニングコストが無料。その他、請求書とともに提供されるエクセルデータにて、部署やプロジェクトごとの出張費が確認でき、旅費出張費管理の透明化にもつながるのだそう。出張が多い企業には大変メリットのあるサービスですね。
株式会社ジャンガテック
様々な製品が出展されていた「総務・人事ワールド2016」。ERPシステムである「StaffManager」を提供しているジャンガテックにもお話を伺うことができました。
StaffManager
2004年にリリースされ、12年の歴史を持つ「StaffManager」は80項目以上の豊富な機能を搭載したERPサービスです。勤怠管理や、請求書発行、経費精算など自社に必要な機能を選び「StaffManager」で管理をすることで、業務やデータを一元管理することができます。
もともとは複数店舗を展開する小売業向けにリリースされたサービスで、だれでも簡単に数字管理ができることや管理業務の工数を削減することを目的に、デフォルトの設定のままで誰にでも操作できるようにセットアップされていたり、操作性などにも考慮されて開発されているそう。「入社から退社までをノンストップソリューション化」するという製品コピーも納得の機能数でした。必要機能のみを選び、それに合わせた料金体系の設定も可能ということで、オーバースペックなシステムに過剰な金額を払わずに済むのも魅力。システム管理したい業務が明確になっている企業には取り入れやすいシステムといえそうです。
株式会社ラクス
前半に引き続き、最後に「経理プラス」を運営するラクスのブースで紹介していた製品のお話しも少しだけ。
電子請求書発行システム「楽楽明細」
「楽楽明細」は請求書や納品書、支払明細などの帳票を電子化し、WEB上で発行できるシステムです。個人向けサービスで進む携帯電話やクレジットカードでの請求書の電子化と同様に、法人間の請求書のやり取りでも電子化の波広がってきています。請求書の電子化のメリットは多く、発行の手間の削減や、郵送代がなくなることによるコスト削減、取引先への到着日の早期化、など様々です。
各社より請求書の電子化サービスがリリースされていますが、「楽楽明細」の特徴は請求書などのレイアウトカスタマイズが柔軟にできることです。中には、指定されたフォーマットでの発行しかできないシステムもある中、「楽楽明細」では表示項目や、その位置、大きさなどを柔軟に設定でき、紙で発行している現在のレイアウトをそのままWEB上で再現することができます。
年々、お問合せ数は増加しておりWEB請求書への関心の高さが伺えます。無料トライアルや、導入事例などご要望がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。
最後に
「総務・人事ワールド2016」レポートの後編、いかがでしたでしょうか。会期中はあいにくのお天気が続いた今回の展示会でしたが、会場内はとても盛り上がっており、刺激を受けた編集部員一同でした。
今年10月には、初の大阪開催が予定されています。関西にお住まいの方は、ぜひ秋の「総務・人事ワールド」に足を運んでみてください。
取材にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!
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