ITR 「ITR Market View:ERP市場2015」レポートから見るSaaS型経費精算ソフト市場-現在と未来-

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※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/2023/)より

最近、経理業務のIT化による業務効率化が加速してきていますが、その中でも経費精算ソフト市場はここ数年で大きな広がりを見せています。

今回は株式会社アイ・ティー・アールの市場調査レポート「ITR Market View:ERP市場2015」の調査結果をもとに経費精算ソフト市場の今と未来を考えていきましょう。

経費精算ソフト市場-現在の規模-

まずは経費精算ソフト市場の現在を見てきましょう。

ITR 「ITR Market View:ERP市場2015」の調査データによると経費精算ソフト市場の2014年度時点の売上規模は、約30億円で、2013年が22億円だったのに対し、前年比36.6%の成長率となっています。同様に2013年の成長率も2012年から66.7%増(売上規模:13億2千万円)となっており、経費精算ソフト市場は連続して高い成長率を誇っていることが分かります。

下記のグラフは、経費精算市場の市場シェアをパッケージ型とSaaS型の提供形態で比較したものですが、2012年度には半数以上が企業専用サーバーに企業専用システムを構築するパッケージ型の経費精算ソフトが過半数を占めていたのに対し、2014年になるとSaaS型型の経費精算ソフトが6割以上を占め、SaaS型型がパッケージ型を大きく上回っています。

経費精算市場:提供形態別売上金額およびシェア(2012~2014年度予測)

経費精算ソフト市場-予想される未来-

ではなぜSaaS型の経費精算ソフトを選定する企業が増え続けているのか、その理由として次のような点が挙げられます。

  • 導入コストがパッケージ型に比べて安価である
  • インストールやアップデートを都度行う手間がなく容易である
  • インターネット環境があればどこでも利用することができる
  • 専用のサーバーやソフトを購入する必要がない

この他にも導入までの期間が短いなど、様々なメリットがあるからこそ今よりさらにSaaS型の経費精算ソフトを採用する企業がより増えていくことが考えられます。

ITR 「ITR Market View:ERP市場2015」のレポートの中でもパッケージ製品の5年の年平均成長率が12.1%に対し、SaaS製品は19.4%と予測されており、SaaS型を中心に経費精算ソフトの市場拡大が進むことが予想されています。

SaaS型の経費精算ソフト、導入社数が一番多いのは?

これからさらに導入企業数が増えていくことが考えられるSaaS型の経費精算ソフト。
その中で、調査時点での導入社数が一番多いソフトを紹介いたします。

株式会社ラクス 「楽楽精算」

導入社数が最も多い経費精算ソフトは株式会社ラクスが提供する「楽楽精算」です。
調査時での導入社数は640社で、SaaS型経費精算市場全体の59%を占めています。

「楽楽精算」では、経費精算から交通費精算など経費に関わる全ての業務を一元管理することができ、経理担当者に便利な機能が揃っています。たとえば、経費申請をおこなう際に選択する項目を勘定科目に紐づけることができるため仕訳作業が不要になります。また、そのデータをそのまま会計ソフトへ取り込むことが可能なため、入力の作業がゼロになるなど経費精算業務を大幅に効率化することができます。
その他にも「乗換案内」など便利な機能が充実しており、レイアウトも柔軟に変更できるため自社に合わせた運用をすることが可能です。

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まとめ

経費精算ソフトは、市場の拡大とともに、ここ数年でより便利で豊富な機能を搭載したものが次々と登場してきています。
経費精算業務を効率化するためにも様々な経費精算ソフトを比較し、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/2023/)より

この内容は更新日時点の情報となります。掲載の情報は法改正などにより変更になっている可能性があります。

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※:デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/2023/)より